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仙台市で外壁工事する前にチェックしておきたいポイント

2022年12月23日

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仙台市で住宅の外壁工事を考えている方必見。
専門性が高く分かりづらい外壁工事の、チェックしておきたいポイントをご紹介します。

そもそも外壁工事は必要か

外壁工事を依頼する前に、そもそもお住まいの住宅に外壁工事が必要であるか、確認することをおすすめします。
工事が必要ない可能性や、想像よりも深刻なダメージを受けている場合もあるため、自分では判断が難しいと感じた場合には、専門家を頼ることもおすすめです。

  • 外壁の汚れが目立つ
  • 外壁が色褪せている(変色)
  • 外壁のコンクリート、モルタル部分が白い(白華)
  • 外壁を触ると白い粉が付く(チョーキング)
  • 外壁が浮いている
  • 外壁や屋根に苔・藻、カビが発生している
  • コーキング部分が劣化している
  • 金属部分が劣化し錆びている

外壁の状況を確かめる際には、これらの点を参考にしてください。

外壁以外に工事を頼むべき箇所はないか

外壁工事を頼む際、外壁以外にも工事が必要な箇所はないかを確認しておきましょう。
屋根部分の塗装と外壁工事など、複数の作業を同時に頼むことで、費用の削減につながる場合があります。
工事の際には足場の組み立てが必要ですが、勿論この工程にも作業代金が発生します。同時に作業を依頼すれば、足場の組み立てが1度で済むためその分の費用が削減できるという仕組みです。
ただし、本来は屋根部分の工事が不要であるにもかかわらず、別々に頼むよりも安く済むと、工事を持ちかけてくる業者もいることには注意が必要です。費用を無駄に払わないためにも、どの箇所の工事が必要かは、ある程度自分でも把握しておきましょう。

利用できる補助金や保険はないか

外壁工事の費用は決して安い金額ではありません。費用を少しでも抑えて工事を希望する場合、受けられる補助金や助成金制度があるかを確認しておきましょう。
2022年12月現在、仙台市で実施されている補助金や助成金の制度はありませんが、火災保険が適用される場合があります。
火災保険は、火災・風災、水災や落雷など、災害で損害を受けた際に補償される保険です。
必ず適用されるとは限りませんが、一部適用された例があるので、自治体へ確認してみることをおすすめします。

工事後のライフプランはどのようなものか

外壁工事を検討する際、工事後のライフプランについても考える必要があります。
屋根や外壁に使用する塗料には複数の種類があり、種類ごとに耐用年数や品質、料金が異なります。そのため、工事後の住宅に「あと何年間住む予定か」を考えておくと、どの塗料で塗装を依頼するべきかの判断基準になるでしょう。
外装塗装は、おおよそ築10年が目安と考えられています。工事を施工した際、その後10年の間にもメンテナンスが必要となる可能性があります。また、お子さまがいらっしゃる場合には、お子さまにかかる教育費用や就職時期などともご相談が必要です。

見積もりをお願いする業者は信用できそうか

見積もりをお願いする業者選びは最も重要だといえるでしょう。
大手の業者であれば、実績も多く、信用自体には問題がない場合が多いといえます。一方、費用面でいえば、少し高めの傾向があります。
地元の業者は実績のネット公開がない場合も多く、業者自体の評判を見極めることは困難です。ただし、大手と比べて、大幅に費用を抑えられる可能性があります。
業者側が保険や保証に加入していることも重要です。施工の際にトラブルやミスが生じた際の対応に差がでる場合があります。業者が保険や保証に加入していれば、トラブルへの対応がスムーズに進みます。

もらった見積もり書に不明な点、不審な点はないか

外壁工事を依頼する業者を選ぶ際には、工事の見積もり書を確認することも重要です。
見積書を確認する場合に見るべきポイントは以下の通りです。

  • 使う材料の数量や単価が詳細に明示されているか
  • 使用する塗料の名称が記載されているか
  • 大幅な値下げがされていないか
    (安すぎる見積もりを出す業者は、雑な工事をする可能性があります)
  • 単価が相場とかけ離れていないか
  • 一式とまとめられた価格表記が多くないか
    (一式の表記が多いほか、単価や数量が詳細に記載されていない場合にも注意が必要です)

工事中の生活や近隣住民に影響が出ないか

工事は、約2週間ほどかかる可能性があります。その間の生活について、ご紹介します。
工事中、常に家にいることは困難でしょう。留守にすることは可能です。外出の際には、業者の方へ一言声をかけておくとよいです。
窓を開けることも可能ではありますが、おすすめはしません。塗料自体に有害性はないと考えられていますが、室内ににおいがついてしまうことは避けられません。
エアコンの使用は可能です。足場の組み立ては、室外機の配置にも気を配っているため、問題なく使用できます。
住宅が密接している場所での工事は、ご近所への配慮も必要です。工事には、必ず騒音や匂いが出てしまいます。そのため、ご近所の方へ、工事の詳細をあらかじめ伝えておくことが重要です。

まとめ

外壁工事をする際には、さまざまな確認をしておくことが重要です。
面倒だと考える可能性もありますが、外壁工事の費用は決して安い金額ではありません、大きく損をしてしまわないためにも、諸所の事項についてあらかじめ確認をしておきましょう。
自治体で実施されている補助金や助成金がないか、自治体のホームページや電話でたずねておくと、費用の一部を国が担ってくれることもあります。
外壁工事の費用を抑えたい方は、是非ご参考にしていただければ幸いです。

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宮城屋根ドクター