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防災を考えた屋根リフォームとは?カバー工法の特徴を解説

2024年1月23日

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近年、日本では災害が多発しています。万が一災害が発生した際、被害を最小限に抑えるために今のうちから防災対策をしておくことは非常に大切です。
防災にはさまざまな方法があり、屋根をリフォームする選択肢もあります。そこで今回は、屋根リフォームでの防災対策についてご紹介します。

屋根リフォームで防災対策

防災は自然災害の多い日本において重要です。
屋根は紫外線や雨、強風、砂やほこりなど、さまざまなダメージが蓄積されています。どのような屋根であっても劣化が進むため、メンテナンスやリフォームが大切です。メンテナンスやリフォームを怠ると、災害が発生した際に屋根が吹き飛んだり、雨漏りするなど、住宅に被害が出かねません。
定期的にメンテナンスをしたり、防災機能のある屋根にリフォームしたり、今のうちから災害に備えましょう。。

屋根リフォームの種類

屋根リフォームは主に葺き替え・塗装・カバー工法の3種類に分けられます。それぞれリフォームの内容が異なるため、屋根リフォームを検討する際はどのリフォームがご自宅に適しているかを判断しましょう。

葺き替え

葺き替えとは、既存の瓦や金属板などを撤去して、新しい屋根材で葺き替える方法です。新たに屋根を設置するため、屋根の寿命を大きく伸ばして地震や雨風に強くできます。
ただし、古い屋根を撤去しなければならない分、工期や費用がかかります。
災害で被害を受けた場合と比べれば、費用は抑えられるといえるでしょう。

塗装

塗装とは、屋根材に新しい塗料を重ね塗りする屋根リフォームのことです。定期的に行うことで、屋根を長持ちさせられます。
屋根が経年劣化した場合は葺き替えかカバー工法を検討しますが、定期的に塗装をすることで屋根が長持ちしてメンテナンスまでの期間をあけられます。

カバー工法

カバー工法とは、今の屋根の上から新しい屋根を重ねて建てる屋根リフォームのことです。古い屋根をそのままにして工事ができるため、葺き替えと比べてコストパフォーマンスに優れており、工期も短期で済みます。
カバー工法に限らず、屋根の工事中は騒音や業者の出入りで、家族だけではなく近所にも迷惑をかけてしまいます。そのため、工期を短くできることは大きなメリットです。
デメリットは、古い屋根材に新しい屋根材を重ねることで重さが増します。その結果、耐震性は低くなる可能性があります。

板金カバー工法の特徴

屋根のリフォームでおすすめは板金カバー工法です。なぜなら、板金カバー工法には以下の特徴があるためです。

・リフォーム費用が安い
・工事期間が短い
・防音、断熱性が高まる

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

リフォーム費用が安い

板金カバー工法には、リフォーム費用が安いというメリットがあります。既存屋根を撤去する場合、解体作業にかかる費用や廃材の処分費用がかかります。板金カバー工法は既存屋根を撤去する必要がないため、リフォーム費用を安く抑えられるのです。

工事期間が短い

工事期間が短いという点も特徴です。なぜなら、古い屋根を取り外す場合に比べて作業工程が少ないためです。屋根材を撤去せずに上から新たな屋根材を乗せるため、工事を早く終わらせられます。
工事期間は騒音や業者の出入りがあることで、ストレスを感じます。工事期間を短くしたい場合は、板金カバー工法が最適です。

防音・断熱性が高まる

防音・断熱性が高くなるという特徴もあります。なぜなら、板金カバー工法にすることで古い屋根と新しい屋根の二重構造になるためです。
断熱性が高くなれば、電気代の節約にもつながります。

まとめ

屋根リフォームには複数の種類があり、それぞれ特徴が違います。メリットやデメリットを把握した上で、防災対策としての屋根リフォームをしましょう。

  • 外装 Exterior

  • 内装 Interior

  • 水回り kitchen bathroom

  • 塗装 Paint

  • エクステリア exterior

宮城屋根ドクター